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阿川弘之さん

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自身の海軍体験をもとに数々の戦争文学を生み出してきた作家の阿川弘之さんが94歳で亡くなった。
「小説の神様」と呼ばれた志賀直哉に師事し、平明で引き締まった名文の書き手として知られた。

「春の城」「雲の墓標」「山本五十六」など戦争を主題にした小説や評伝作品で知られ一九四二年に東京帝国大国文学科を卒業し、海軍入営。四四年から中国で情報活動に従事した。


志賀直哉の推薦で四六年、被爆地の故郷で両親と再会した喜びをつづった「年年歳歳」が「世界」に、「霊三題」が「新潮」に載り作家デビュー。

学徒兵を描いた青春小説「春の城」(五二年)で読売文学賞受賞。学徒出身の特攻隊員の心情を描いた「雲の墓標」(五六年)で、作家としての地位を確立した。

 陸軍嫌い、海軍びいきで知られ、評伝「山本五十六」「米内光政」「井上成美」の海軍提督三部作を発表した。


法学者で慶応大教授の阿川尚之さんは長男、エッセイストの阿川佐和子さんは長女。


阿川弘之さんが亡くなったことで、私の尊敬する「志賀直哉」の弟子と称する尾崎一雄に次いで阿川さん迄、弟子と言われる人々も居なくなってしまった。


次回には阿川弘之さんの愉快なエピソードを紹介しよう。


by yotarouu3 | 2015-08-07 21:14 | その他  

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